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ソムリエの石田陽介氏がユニスト・ホールディングスの特別顧問に就任 大阪と熊野を結ぶ「紀伊路」復活のプロジェクトに従事

株式会社ユニスト・ホールディングスは2025年1月より、ソムリエの石田陽介氏が特命顧問に就任したことをお知らせします。大阪から熊野詣を目指す人々がかつて歩いた「紀伊路」を現代に再現する事業などを、石田氏の協力を得て展開してまいります。

就任の背景

ユニスト・ホールディングスは2024年、平安時代より大阪から熊野三山を目指して人々が歩いた道「紀伊路」を現代に復活させるプロジェクト「紀伊路SCAPE」を始動させました。約250kmにわたる道沿いに宿をつくるほか、食事や各種サービスを開発し、10日間通して安心・安全に歩ける環境を整備します。

石田陽介氏 プロフィール

京都大学大学院にて地理学を学んだ後、振付家、ソムリエ(J.S.A認定)として活動。2010年よりフォーシーズンズホテル椿山荘東京、星野リゾート、オリエンタルランドにてソムリエやマネージャーとして経験を重ねる。 2017年 日本酒の魅力を伝えるために渡仏。 パリでは日本料理店ENYAAマネージャー兼ソムリエを務め、2021年に帰国。 現在、株式会社ノットワーク代表として宿泊施設、レストラン、ウェディング事業会社などへのコンサルティング、文化庁食文化保護・普及事業、国税庁酒蔵ツーリズム等、総務省地域情報発信力強化TV番組監修、ガストロノミーや芸術文化に関わる事業を展開。 2024年(令和6年度)文化庁「食文化振興加速化事業」にて審議委員、観光庁ロングストーリー事業「中山道ツーリズム」にて食分野のプロデューサーを務める。2023年 WSET Level 1 Sake educator取得。

石田陽介氏コメント

ソムリエ・唎酒師の石田陽介と申します。
稀有なご縁から2024年11月に紀伊路を歩き、その魅力にすっかり憑りつかれております。豊かな海と山の生態系、その狭間を走る歴史ある紀伊路には、味覚と嗅覚を喜ばせる多くの発見がありました。深いその魅力には飽きさせるところがなく、いつまでも探求をしていきたいと思うとともに、その思いと感動を多くの方々と分かち合うイメージを描き、胸を膨らませております。

特別顧問に就任させていただくに当たり、和歌山に暮らす方々や私のようなよそ者の方々とともに、紀伊路にて眠れる食の宝の発掘やワクワクするような食のクリエイションが繰り広げられるよう、情熱と平穏さを持って臨んでいきたいと思います。

これから末永く愛される紀伊路のため、石畳のように(石田だけに)足元を支える存在として努めていきますので、皆さま長い目で見守り、またお付き合いいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

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